タンニン鉄栽培
現代農業2019年10月号、2020年1月号、10月号で紹介されていたタンニン鉄栽培を試しています。
以下引用2020年10月号
『鉄は自然界で循環しにくいミネラルとして知られる。酸素の多い畑では酸化鉄の状態で水に溶けず、土中にあってもほとんど動かない。しかし山の落ち葉や腐植土に含まれるタンニン(ポリフェノールの一種)が雨水とともに溶け出すと、土中の鉄と結びついてキレート化し、タンニン鉄となる。タンニン鉄は小さな粒状(コロイド粒子)で水にぷかぷか浮いて移動する。植物の根にも吸われやすい。~中略~鉄が豊富にあると細胞内の呼吸でエネルギーを生み出すミトコンドリアの働きがよくなりエネルギー代謝が高まるからだ。植物は低燃費で生きられ余った養分を糖度アップや果実の充実に回せるようになる。・・・』だそうです。
タンニン鉄栽培とは、鉄とお茶等の葉っぱを水と一緒に入れて鉄をキレート化して植物に利用されやすい形にして施用させる栽培のようです。さっそく試してみました。
先を落としたペットボトルに鋳物の鉄玉子とお茶の葉っぱを入れます。
このように。
二日程度で真黒くなりました。
何倍かに薄めてジャガイモの株元にかけてみました。
この要領で様々な作物に試してみたいと思います。