家庭菜園 ジャガイモの収穫(ニシユタカ)と食糧危機
ジャガイモ(品種名ニシユタカ)の収穫です。
9月上旬に種イモを植えて12月に霜が降りてこんな感じの色褪せ感が出てきたら収穫です。
断面図はこのようです。まずまず芋も成ってます。
5mほどの畝が二畝でビニール袋2つがパンパンになるくらいの量の収穫です。
これで暫く生き延びれる・・・。
ジャガイモには3月に植え付けて6月に収穫する春作と9月に植え付けて12月に収穫する秋作がありますが(暖地での作型)春向けの品種、秋向けの品種がそれぞれあります。
つまりいつ植えるかで品種の選定をする必要があるのです。
しかし!このニシユタカ様は春秋両方の作型で栽培が可能なのです!
ですから、3月上旬にニシユタカの種イモを植えて6月に収穫して、緑に変色した芋や小さすぎて食べにくい芋をとっておいてまた9月に植えると12月にまた収穫できるのです!
この12月に収穫した芋を幾らかとっておいてまた3月に植えて・・・。
とすればまさに無限ループで旬のジャガイモが食セルノデス。私は去年の秋からの種イモでずっと続けています。確かにジャガイモそうか病などの心配も若干ありますが、自家消費なら気にするほどでもありませんし、もし収量が落ちてきたら新しく種イモを購入すればいいのです。要は家庭菜園で食費を浮かせさえすればいいのですから!
さてタイトルにもあるようにジャガイモは救荒作物でもあります、そして同じ救荒作物であるサツマイモを組み合わせるとどうなるか・・・。
下図を見てください。
ニシユタカ 春作 ③~6、7、8、
サツマイモ ⑤~~~~~8、9,10、11
ニシユタカ 秋作 ⑨~~~~~12、1、2、3、4、5
〇で数字を囲ったのが植えた月と思って下さい。~が生育期間、数字が収穫して
食べる月です。どうですか!?
ニシユタカ春作、サツマイモ、ニシユタカ秋作で一応一年中炭水化物系の野菜を食べ続けられる見通しがつきます。まあ理論上であって秋作のじゃがいもは相当作らないと6ヵ月は持ちません。ですが自給自足をせざるを得なくなった時に結構有効な組み合わせではないか?と考えています。ここに4月採りの早生玉ねぎを突っ込めばまた展開も変わってくると思います。
ニシユタカの私の思う良い点は他にもあって
1、収量が良い
2、デコボコが少なくて料理しやすい
3、身が固くて煮崩れがしにくい。
今まで他のジャガイモの品種を春と秋で別の品種で作ってきましたがニシユタカ様を栽培させていただいてからはニシユタカ様一筋です。
家庭菜園で食費を浮かす!